お気に入りの食器だけを残す食器棚の整え方

収納場所別の片付けポイント

はじめに

食器が好きで、気づけばどんどん増えていた時期がありました。

雑貨屋で見かけた可愛いカップ、旅先で買ったお皿、いただきもののセット食器、
なんとなく気に入って買ったけれどなかなか使っていない鉢……。
「食器集め」が趣味のようになっていたあの頃、
食器棚はぎゅうぎゅうで、取り出すたびに他の食器がガチャガチャと当たり、
ひやりとすることも多かったです。

思い切って整理してみたのですが、
私がやったことは「極端に減らす」ことではありませんでした。
本当に好きな食器・毎日使いたい食器・大切にしたい食器だけを
選び直す作業をしただけです。
結果として、食器の量はほどよく落ち着き、
今では食器棚を開けるたびに気持ちよく感じられるようになりました。
食器棚に余白ができると、料理を盛り付けるのが楽しくなって、
食卓そのものが豊かになった気がします。

好きな食器だからこそ、整えてみてほしい。
今回は、食器棚をすっきり整えるための5つのステップをご紹介します。
お気に入りの食器を手放さなくても、食器棚はちゃんとすっきりします。
ぜひ気軽な気持ちで試してみてください。

食器棚を整える5つのステップ

食器棚から全部出して、現状を把握する

まず最初にやることは、食器棚にある食器をすべて外に出すことです。

食器棚の中だけでなく、キッチンの棚や引き出しにしまっている食器も含めて、
すべて一か所に集めてみましょう。
「こんなにあったんだ」と驚くほどの量が出てくることも多いですが、
これはとても大切な気づきです。

実際にやってみると、

  • 何年も使っていない食器が奥に眠っていた
  • 似たようなお皿やカップが何枚も重なっていた
  • いただきものの食器セットが未使用のまま残っていた

といった気づきが必ずあります。
持っている食器の種類と量を自分の目で確認することが、
整理の第一歩です。
全部出してみることで今の状態が「見える化」され、
何を残して何を手放すかを考えやすくなります。

「残す食器」と「手放す食器」を選ぶ

出した食器を「残すもの」「手放すもの」「保留」の3つに分けていきます。

判断に迷ったときは
「1年以上使っていないか」を基準にしてみてください。
1年使わなかった食器は、今後も使う機会がほとんどないことが多いです。
「いつか使うかも」と思い続けている食器こそ、
思い切って手放すタイミングかもしれません。

手放す食器の目安

  • 1年以上使っていない食器
  • 欠けや傷があるもの
  • 雰囲気が今の暮らしに合わなくなったもの
  • いただきものだけど好みでないもの

「もったいない」という気持ちはよくわかります。
でも、使われない食器棚の奥で眠り続けるより、誰かの手に渡って
毎日使ってもらえる方が、食器にとっても幸せなことかもしれません。
きれいな状態のものはフリマアプリやリサイクルショップへ。
手放すことへの罪悪感が少し和らぎますよ。

分類して収納場所を決める

残す食器が決まったら、用途・サイズ・形で分類して収納場所を決めます。

分類の例

  • 毎日使うご飯茶碗・汁椀・箸
  • 普段使いのプレート・小皿・カップ
  • 来客用・特別な日用の食器
  • 保存容器・タッパー類

同じ種類の食器はまとめて収納することで、
「あれどこだっけ?」と迷う時間がなくなります。
分類が決まったら、
どこに何を置くかをあらかじめ考えてから収納を始めましょう。
収納場所を決めずに入れてしまうと、
また元通りのごちゃごちゃに戻りやすくなります。

使いやすく配置する

収納場所が決まったら、使いやすい配置を意識して整えていきます。

配置のポイント

  • 毎日使う食器は、目線の高さや手が届きやすい場所に
  • 使用頻度の低い食器や来客用は、奥や上段に
  • 重ねて収納する場合は2種類程度までを目安に
  • 食器棚全体の7〜8割程度の収納量を意識する

特に大切なのが「余白を作ること」です。
食器棚にぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、
取り出すたびに他の食器が当たって傷つく原因になります。
余白があるだけで取り出しやすくなり、食器への負担も減ります。
何より、食器棚を開けたときの気持ちよさが全然違います。

増やさない習慣をつくる

整えた食器棚をきれいに保つためには、食器を増やさない意識が大切です。

 

おすすめの習慣

① 1in1outルールを守る
新しい食器を買ったら、同じ数だけ手放すルールを設けましょう。
「新しいお皿を買ったから、古いものをひとつ見直す」
この習慣が食器の総量を一定に保つ秘訣です。

② 衝動買いをしない
「かわいい!」と思ってもすぐには買わず、
「本当に今持っている食器と合うか」「使う場面が具体的にイメージできるか」を
一度考えてから購入を決めましょう。
時間をおいてもまだ欲しければ、それが本当に必要な食器です。

③ 食器棚の余白をキープする
食器棚がいっぱいになってきたと感じたら、見直しのサイン。
新しい食器を迎え入れるためにも、定期的に棚の中を確認する習慣をつけましょう。
年に1〜2回、季節の変わり目に見直すのがおすすめです。

おわりに

食器が好きだからこそ、すべてを手放す必要はありません。
大切なのは
「本当に好きな食器・使いたい食器だけを手元に残す」という意識です。

食器棚が整うと、毎日の食卓が変わります。
お気に入りの食器だけが並んだ棚を眺める時間は、
それだけで気持ちが豊かになるひとときです。
料理を盛り付けるのが楽しくなり、食事の時間そのものが心地よくなっていきます。

全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。
今日は食器棚の一段だけ見直してみる、そんな小さな一歩でも十分です。
お気に入りの食器に囲まれた、心地よい食卓をぜひ手に入れてください。

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