子供の成長に伴い、学校からもらう書類が家に溜まっていくのは、多くの家庭で経験することですね。それらを以下のステップで整理する方法をご紹介します。
子供の書類や作品の整理方法
1.必要な書類を選別する
まず、保管する必要のある書類を選別しましょう。例えば、成績表や表彰状などの重要な書類は保管し、日々の連絡帳や練習プリントなどは不要であれば捨てます。作品は、気に入ったっものや成長の記録になるものを選んで保管しましょう。
2.保管方法を工夫する
選別した書類と作品は、ファイルやファイルボックスに入れて保管するのがおすすめです。種類ごとに分けて保管することで、探しやすくなります。例え、「学年」「種類別」などに分けるのがよいでしょう。
3.保管場所を決める
保管場所は、子供の部屋や書斎など、整理整頓しやすい場所に決めましょう。キャビネットや引き出しの中に保管するのも良いでしょう。ただし、保管場所は家族で共有し、誰もが片付けやすい場所がベストです。
4.定期的に整理する習慣をつける
書類と作品は、定期的に整理する習慣をつけることが大切です。例えば、学期末や夏休み前などに、不要なものを捨てたり、保管場所を見直したりするのがよいでしょう。
『保管』と『処分』判断に迷ったら、どうしよう?
《教科書》基本的には表紙に記載された学年が終わったら処分してもOKです。2学年連続で使うものもあるので確認すること。地図帳などの資料は卒業まで保管。中学校によっては入学時に小学校の復習のテストがあるので、高学年の教科書はしばらく保管してタイミングを見て処分しましょう。
《ノート》学年ごとにノートの仕様が変わることが多いので、学年が終わったら処分する。子供の希望に合わせ、思い出のあるものは数冊程度ならとっておいても良いと思います。
《テスト・教材プリント・ドリル》見直しが終わったら学期ごとに処分。基本的には処分するものですが、努力の成果で良い得点がとれたテストなどは後にモチベーションを上げる材料のためにとっておいて見返すことで良い効果があるかもしれません。
《保護者向けプリント・連絡帳》これらは一度ざっと目を通し、現在の状況をみて必要性がないものは処分する。この先、見返す可能性があるものや先生と家庭のやり取りした連絡内容などは最終保管期間は卒業時を目安します。時期が来て不要と判断出来たら、処分します。その中で捨てるのに迷ったものは、スマホなどで写真に撮り、ファイルに一定期間データとして残し、いらなくなったら、消去します。
《作文・文集・成績表・絵・工作類》親子で相談しながら、要・不要を判断しましょう。見返した時にその子らしさが感じられる作品もあるかもしれません。当時の子供の成長を振り返ることができ、家族間で楽しい思い出話として語ることができそうなものは残しても良いと思います。使わなくなったランドセルを処分することに迷う場合、しばらくは思い出を保管する収納グッズとして利用する方法としても。
以上の方法を参考に、子供の書類と作品を整理して、子供の成長を後押しできるすっきりとした家庭環境を作りましょう。