終活(生前整理)はいつからはじめる?

片付けの心理学

はじめに

終活とは、人生の最期に向けて準備を行うことです。
生前整理と終活は関連していますが、生前整理は物の整理が中心で、
終活はより広義の概念であると言えます。
生前整理の他にも、遺言書やエンディングノートを作成することで
重要な書類や財産に関する情報を一元化して管理します。
分かりやすくまとめておき、家族間で共有することが大切です。
併せて自分の身の回りの物を整理することで、
残された家族への負担を減らすことができます。
終活を目的としたお片付けを始める際は、以下のポイントを意識しましょう。

生前整理を考えるタイミング

健康なうちに

生前整理は、65歳くらいが理想とされていますが、
心身ともに健康で体力があるうちに始めることが推奨されます。
これにより、物理的な負担が軽減され、自分のペースで整理を進めることができます。
早く知識を備えていても決して無駄にはなりません。
たまに家族や配偶者と軽い会話の中で意見交換しながら
自分の考えや個々の思いを聞いてみても良いと思います。

ライフステージの変化

子どもが独立したり、引っ越しをする際など、
ライフステージの変化は生前整理を始める良い機会です。
同居家族の増減で居住スペースが狭くなったり広くなったりと
以前の生活が変化する時期が来ると思います。
自分に合った最適な生活スタイルを考えだすこのタイミングで
家の中を見直すことで、計画的に不要な物を整理しやすくなります。

年末の大掃除などの時期

生前整理は一度きりの作業ではなく、定期的に見直すことが重要です。
年末の大掃除の時期に持ち物を見直すタイミングとし、
ずっと使っていない不要な大型の家具などは思い切って処分しましょう。
将来、年齢的に体力がいる作業を残さないようにすれば、気持ちも楽になります。
状況に応じて、整理の内容や進め方を計画することで、
常に必要な物は適切に保管する状態を保つことができます。

不安を感じたとき

「いつ何が起こるかわからない」という不安を感じた際にも、
生前整理を始める良いきっかけとなります。
友人や職場の同僚などの家族に起こった不慮の事態を経験した等の話を聞いた時、
不安が襲ってきます。
自分の家族に置き換えて考えるタイミングかもしれません。
そんな時であっても、マイナスに捉えず、自身と内なる対話をしましょう。
急な事態にも対応できるよう家族が協力できる態勢を整えておきたいものです。

生前整理を始める具体的なステップを考えてみる

必要なものと不要なものを見極める

物を手放す際は、
「今後の生活で必要か」「代替品はないか」などの基準を立てましょう。
思い入れのある物でも、実際に使っていないものは手放すことを検討します。

遺される人の目線で考える

自分が亡くなった後、
家族が片付けをする立場になったつもりで物を見渡してみましょう。
必要のない物を減らすことで、家族の負担を軽減できます。

思い入れの少ない物から始める

アルバムや日記など思い出深い物から手をつけると挫折しやすいので、
明らかに不要な物から片付けを始めましょう。
家族が捨てづらい個人情報の記載された書類は判断に困りますので、
最低限のものを手元に残しましょう。
あらかじめ自分で分別整理しておき、
家族にわかるように「廃棄可」と書いておくだけで助かるでしょう。

一度に全部出さず、少しずつ

引き出しなどを一度に全部出すのではなく、
今使っていない物だけを少しずつ取り除いていきます。
日頃から少しずつできるように習慣にできたら良さそうです。
将来の先延ばしにする不安や体力的な負担も減るのではないかと思います。

定期的に見直しをする

一年ごとに今もそれを残しておきたいと思うかを見直すことが大切です。
自分や家族の気持ちは年々変わるので、定期的な見直しが必要不可欠です。
年末の大掃除をする時期が見直しにはベストではないでしょうか。
家族もお掃除モードに入っていますので、勢いを持って協力が得られそうです。

おわりに

このように、終活のお片付けは日頃から少しずつ進めていくことがコツです。
自分の持ち物で家族が片付けに疲れてほしくないので、わたしもまだ動けるうちに
日常からむやみにものを増やさず、気をつけたり考えたりしています。
今の生活に感謝をし、買い替えの少ない長く使える大切な物だけを残していきましょう。

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