収納グッズを増やしたら、いらないモノが増えた話

片付けの心理学

はじめに

収納グッズを買いすぎたことで、逆にモノが増えてしまった。
そんな失敗を、私はキッチンでやらかしたことがあります。

整理収納アドバイザーでも、やっぱりやってしまうんですよね。

「片付けたい」という気持ちが強いほど、つい収納グッズに頼りたくなる。
その気持ち、すごくよくわかります。
でも、その買い方が落とし穴になることがあるんです。

今日は、私の100均カゴ大量買い事件と、そこから学んだことをお話しします。

100均カゴを20個買って起きたこと

統一感を出したくて、まとめ買いした

キッチンをすっきり見せたい。
そう思ったとき、真っ先にやりたくなるのが「収納グッズの統一」ではないでしょうか。

私も同じでした。
同じ形、同じ色のカゴで棚をそろえたら、きっと気持ちよくなるはず。
そう思って100均で同じカゴを20個まとめ買い。

確かに見た目の統一感は出ました。
棚に並べたとき、「おお、いい感じ」とテンションが上がったのを覚えています。

でも、ここから問題が始まりました。

カゴが余ると、「入れるもの」を探してしまう

棚にカゴを並べてみたら、いくつか余りました。

「どこかで使えないかな」と、カゴを手に持ったまま家の中をウロウロ。
リビング、クローゼット、洗面所……あちこち見て回りました。

これが落とし穴でした。
空のカゴがあると、無意識に「入れるものを探してしまう」のです。

本来なら必要なかったもの、まだ捨てようか迷っていたもの。
そういうものが「あ、これカゴに入れよう」というだけの理由で、
残り続けてしまいました。

収納グッズを先に買うと、それを埋めようとする心理が働く。
これは収納の世界でもよく言われることですが、
自分が当事者になって初めて「本当にそうだな」と実感しました。

収納グッズが多すぎると、モノが増える。
身をもって体験した出来事でした。

無理やり押し込んで、結局捨てた

行き場のないカゴは、結局どこかの棚に無理やり押し込みました。
でも、使うたびに「なんか違う」という気持ちがぬぐえなくて。

取り出しにくい、見た目がしっくりこない、なんとなくその棚を開けるのが嫌になる。
小さなストレスが積み重なっていきました。

まだ使えるのに、納得がいかないまま手放しました。
もったいなかった、と今でも思います。

100均とはいえ、20個まとめ買いすれば金額もそれなりになります。
さらに「使えるのに捨てる」という後悔まで残る。
安さにつられた大量買いの代償は、思ったより大きかったです。

おわりに

この経験から、収納グッズを買うときに意識するようになったことがあります。

まず、形を選ぶこと。
丸いカゴや変わった形のカゴは、棚の形と合わずデッドスペースが生まれやすいです。
どこに置くかを決めてから、きちんと寸法を測って買いに行くようになりました。
「なんとなく入りそう」は禁物です。

それから、見た目の質感も気にすること。
安っぽく見えないか、今ある収納グッズと雰囲気が合うかどうかも
確認するようにしています。
収納グッズひとつで、棚全体の印象はがらっと変わります。

一気に片付けたい気持ち、すごくわかります。
でも、収納グッズを先に大量に揃えてしまうのは、少し待って。

「何を入れるか」「どこに置くか」「何個必要か」。
この3つが決まってから買う。
それだけで、今回のような後悔はぐっと減ります。

カゴひとつで、暮らしが乱れることもあります。
だからこそ、収納グッズ選びは丁寧に、がいちばんの近道だと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました